結婚をして姓が変わるとき、「はんこ」はどうしたらいいのか

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結婚をして、女性が自分の姓を変えるといろいろな手続きが必要になりますが、そのとき「はんこ」はどうしたらいいのかということを疑問に思う人も多いでしょう。ですので今回は、結婚で女性側の姓が変わったら、はんこも新しく作るべきなのかや、実印・銀行印・認印という種類ごとの解説、そして男性側はどうしたらいいのかについて紹介します。

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新姓のはんこを作る必要性とタイミングについて

結婚をすると、夫婦が同じ姓を名乗らなければならないため、お互いがもともと同じ姓でない限りは、夫婦のどちらかが自分の姓を相手の姓に変える必要があります。日本では、男性の姓に合わせて女性が自分の姓を変えるケースが多いのですが、そのとき女性側は、はんこも新しい姓のものに変える必要が出てくる場合があるのです。

例えば、銀行口座の印鑑を変更する場合や、国民年金などの氏名変更、そして転入届などの際に新姓のはんこが必要になります。さらに結婚後も、不動産の売買や、公的文書への捺印などで必要になってくる場面もあるでしょう。

そのため、新姓のはんこは用意しておいたほうがよいですし、できれば婚姻届けを提出する前に用意しておくと、必要な場面であわてることなく手続きを済ませることができます。あるアンケートでは、婚姻届を出す前に新姓のはんこを購入した人は3割程度で、婚姻届提出後1カ月以内が5割程度という結果が出ており、事前に用意している人も多いことが分かります。

また、旧姓のはんこも、銀行口座の氏名変更手続きなどで必要になることがあるので、結婚後しばらくの間は大切に保管しておくようにしましょう。

「実印」について

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「実印」は、市区町村で印鑑登録をするはんこのことで、遺産相続や不動産売買といった重要な場面で使われるものです。

そのため、家や自動車を購入する予定がある人には必要なものですが、結婚で姓が変わる女性で専業主婦の場合は、すぐに用意する必要はありません。

なぜなら専業主婦であれば、家や自動車の購入といった重要な契約は夫名義で行うことが多いと考えられるからです。それに、実印が必要になる場面というのは、ある程度収入基盤ができてからということが多いので、必要な時期に用意すればよいものだと言えます。

ただし、共働きをしていて、夫婦連名の住宅ローンなどの契約をする場合は、奥さんの実印が必要になるケースもあると言えるでしょう。また、結婚後に男性側が専業主夫になるのであれば、住宅ローンなどを奥さん名義で契約することもあると考えられるので、女性側も実印が必要になります。

このように、女性側が実印を用意しておいたほうがよいのは、共働きや、自分が一家の収入を支えている(夫が専業主婦の)ケースで、なおかつ家や自動車の購入をする予定がある場合だと言えます。

「銀行印」について

「銀行印」は、銀行に届出をするはんこのことで、口座の開設や預金取引で必要になるものです。そのため、結婚前から銀行口座がある場合は、すでに一本は持っていることになりますが、結婚で姓が変わる女性の場合は、新しいものを用意しておいたほうがよいと言えます。

銀行口座は、姓が変わったら名義変更をしなければならないのですが、口座開設で届出をした銀行印は、基本的に旧姓のままでも使うことが可能です(一部で変更が必要になるケースもある)。そのため、特に気にならないのであれば、旧姓の銀行印のままでも問題ありません。

しかし、結婚後はきちんと姓も改めたいという場合は、新しい銀行印を作って、その変更手続きもしておくとよいでしょう。銀行印の変更は、名義変更のときに同時にしておくと、二度手間にならずに済みます。ただし、結婚前に作った口座の銀行印が、苗字(姓)が含まれているものではなく、下の名前だけのものだった場合は、姓が変わっても銀行印を変更する必要はありません。

また、銀行印を新しく作る場合は、縦書きではなく、縁起が良いとされる横書きのものがおすすめです。

「認印」について

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「認印」は、特に登録をしていないはんこのことで、荷物の受け取りなどの際に、サインの代わりとして使うものです。

そのため、日常的に使う機会のあるはんこなのですが、結婚で姓が変わる女性の場合でも、すぐに用意しなければならないものではないと言えます。

もし必要なときでも、旦那さんが持っている認印を使えば事足りるので、特に奥さんの側が用意する必要はないでしょう。しかし、旦那さんが仕事などで認印を使っていて、自宅にないという場合は、自宅用のものを1本作っておくとよいと言えます。

また、認印というのは、実印や銀行印とセットで販売されている場合、一緒に購入すると安くなることが多いので、そうした機会に購入するとお得です。

男性の場合はどうしたらいいのか

結婚すると、夫婦が男性側の姓を名乗ることが多いため、男性はあまり「はんこ」について気にする必要はありません。女性のように姓が変わるわけではないので、実印・銀行印・認印の3つとも、新しいものを作る必要はないと言えるでしょう。

しかし、実印に関しては、持っていないのであれば結婚を機に作っておくとよいと言えます。実印は、家や自動車の購入などで必要になるので、将来のことを考えて用意しておくとよいでしょう。ただし、男性側が専業主夫をするのであれば、収入の柱は奥さんのほうになり、家や自動車の購入も奥さん名義の契約になる場合が多いと考えられるので、男性側が実印を用意しなくても済みます。

一方で、男性側が姓を変更する場合、銀行印については新しく用意したほうがよいと言えるでしょう。先ほども紹介したように、銀行印は旧姓のままでも基本的に問題はないのですが、新姓に改めたい場合は新しい銀行印が必要になるからです。

認印については、夫婦共用で使えるので新しいものを作る必要は特にないのですが、男性側の姓が変わる場合で、会社で使う必要があるのなら、会社用のものを作っておくとよいと言えます。

結婚をするときは、新しいはんこを用意しておいたほうがいい

結婚で女性の姓が変わる場合は、あらかじめ新姓のはんこを用意しておいたほうがよいと言えます。実印と認印は、急いで用意する必要はありませんが、銀行印は結婚後すぐに変更手続きがあるので、早めに作っておいたほうがよいでしょう。

男性に関しては、姓が変わらないのであればそのままでも特に問題はないのですが、姓が変わる場合は、新しいはんこを作る必要が出てきます。